俺様富豪と甘く危険な恋
唇が重なり溶け始めたチョコレートが甘く栞南の口の中に広がっていく。
「んっ……」
ほのかなワインの香りと甘いチョコレートを味わい尽くすように蓮の舌は栞南の舌を探り当てむさぼるように吸う。
蓮の指は栞南のパジャマのボタンを外そうとしていた。
「あ……さひな……さん……っん……ダメ……」
熱い口づけを交わしながら、栞南は自制心を持って蓮の指をつかんだ。
「栞南、止めるなよ……」
唇を離した蓮はため息を漏らす。
「だ、だって、これ以上したら傷に……」
「栞南が協力してくれれば大丈夫な方法もある」
「そんな方法って……」
栞南には理解できず、キョトンとなる。
「だめです! そんな方法ないです」
「お前が知らないだけだ」
「本当にだめです! 朝日奈さん、イギリスに行けなくなりますよ? 大事な仕事があるんでしょう? 大人しくしていてください」
栞南は腰を横にずらすと、蓮の口から不満げな声が漏れた。
「んっ……」
ほのかなワインの香りと甘いチョコレートを味わい尽くすように蓮の舌は栞南の舌を探り当てむさぼるように吸う。
蓮の指は栞南のパジャマのボタンを外そうとしていた。
「あ……さひな……さん……っん……ダメ……」
熱い口づけを交わしながら、栞南は自制心を持って蓮の指をつかんだ。
「栞南、止めるなよ……」
唇を離した蓮はため息を漏らす。
「だ、だって、これ以上したら傷に……」
「栞南が協力してくれれば大丈夫な方法もある」
「そんな方法って……」
栞南には理解できず、キョトンとなる。
「だめです! そんな方法ないです」
「お前が知らないだけだ」
「本当にだめです! 朝日奈さん、イギリスに行けなくなりますよ? 大事な仕事があるんでしょう? 大人しくしていてください」
栞南は腰を横にずらすと、蓮の口から不満げな声が漏れた。