俺様富豪と甘く危険な恋
「レン……」


蓮は栞南の方へ腕を伸ばし、Tシャツの下から腹部へ手を滑らせる。脇腹を触れられただけで栞南は身体の中心がしびれてくるようだ。

蓮は栞南が着ているのはボタンのないTシャツだと簡単に悟り脱がす。ブラジャーのホックもサクッと外され、以前なら栞南は恥ずかしさで胸を隠すところだが、今日は大胆だった。

蓮の手をそっと自分のもう尖りを見せている胸のふくらみに置く。
膨らみは大きな手に包まれ、親指の腹で痛いくらいに固くなった蕾をこねられる。


「っ、んぁ……」


こねられたり、つままれたり、刺激を与えられていて、蓮の服を脱がそうとしていた栞南だが、それどころではなくなった。


「栞南、脱がしてくれるんだろう? 手が止まってるぞ?」

「う、うん……」


蓮のワイシャツへ手を伸ばそうとすると、顔が降りてきて頂が口に含まれた。


「ん……ああっ……だ、だめ……脱がせなくなる。ま、ま――っ」


ビリビリとした気持ちよさが身体中に走る。手を動かそうとすると、栞南はくるっと反転させられ、ベッドに仰向けにさせられていた。


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