俺様富豪と甘く危険な恋
「先輩、まず彼氏を探さないと。2次会にカッコいい人がいたらいいですね」
未来と仲が良い美羽が茶化す。
会社のほとんどの出席者がこれからの2次会のパーティーに出席するので、その望みは薄いだろう。
楽しそうな2人の横で栞南は今、何時なのだろうかと腕時計に目を向けた。15時を回ったところだった。2次会は17時から。
「あと2時間、ラウンジで時間つぶすしかないよね」
栞南が腕時計を見ているのに気づいた美羽は落ち着いた雰囲気のラウンジへ視線を向けながら言う。
「混んでるね。今は入れなさそう」
栞南が見る限り、ラウンジのソファはすべて埋まっているように見える。
「朝倉ホテルって、庭園が見事でしょ。少し歩こうよ」
「そうだね」
美羽の提案に栞南たちは庭園に出ることにした。2次会のパーティー会場は野外で芝生に白いテーブルクロスの敷かれたテーブルが用意されると聞いている。
庭園をぶらぶら散策し、その後ラウンジで冷たい飲み物を飲んで時間をつぶしていると、2次会の受付が始まった。
未来と仲が良い美羽が茶化す。
会社のほとんどの出席者がこれからの2次会のパーティーに出席するので、その望みは薄いだろう。
楽しそうな2人の横で栞南は今、何時なのだろうかと腕時計に目を向けた。15時を回ったところだった。2次会は17時から。
「あと2時間、ラウンジで時間つぶすしかないよね」
栞南が腕時計を見ているのに気づいた美羽は落ち着いた雰囲気のラウンジへ視線を向けながら言う。
「混んでるね。今は入れなさそう」
栞南が見る限り、ラウンジのソファはすべて埋まっているように見える。
「朝倉ホテルって、庭園が見事でしょ。少し歩こうよ」
「そうだね」
美羽の提案に栞南たちは庭園に出ることにした。2次会のパーティー会場は野外で芝生に白いテーブルクロスの敷かれたテーブルが用意されると聞いている。
庭園をぶらぶら散策し、その後ラウンジで冷たい飲み物を飲んで時間をつぶしていると、2次会の受付が始まった。