俺様富豪と甘く危険な恋
部屋は栞南がテレビや雑誌ぐらいでしか目にしたことがない豪華なものだった。
どんどん部屋の中へ入って行く蓮だが、栞南はリビングの入口で立ち止まり口をあんぐり開けた。
大理石の床、20人は座れそうなまっ白いソファ。
何インチかわからないが、栞南の自宅のテレビが10台分はありそうな超大型テレビ。
奥を見ればロココ調のダイニングテーブルセットや食器棚があり生活感の違いにクラッと眩暈を覚える。
「ミズノさんは奥のお部屋をお使いください」
ダニエルに付いて行くと、ダイニングキッチンの向こう、蓮が消えた部屋の隣のドアを開けた。
その部屋もデザイナーが手掛けたようなホワイトとブラウンを基調としたインテリアだ。
栞南が泊まっていたホテルよりも広く豪華。
「奥にバスルームがあります」
(部屋に付いているなんて本当にホテルみたい。でもこれなら気兼ねなくお風呂やトイレが使える)
淡いベージュの大理石で統一されたバスルーム。ゆっくり浸かれたら疲れも飛びそうだが、今は入る気力もない。
どんどん部屋の中へ入って行く蓮だが、栞南はリビングの入口で立ち止まり口をあんぐり開けた。
大理石の床、20人は座れそうなまっ白いソファ。
何インチかわからないが、栞南の自宅のテレビが10台分はありそうな超大型テレビ。
奥を見ればロココ調のダイニングテーブルセットや食器棚があり生活感の違いにクラッと眩暈を覚える。
「ミズノさんは奥のお部屋をお使いください」
ダニエルに付いて行くと、ダイニングキッチンの向こう、蓮が消えた部屋の隣のドアを開けた。
その部屋もデザイナーが手掛けたようなホワイトとブラウンを基調としたインテリアだ。
栞南が泊まっていたホテルよりも広く豪華。
「奥にバスルームがあります」
(部屋に付いているなんて本当にホテルみたい。でもこれなら気兼ねなくお風呂やトイレが使える)
淡いベージュの大理石で統一されたバスルーム。ゆっくり浸かれたら疲れも飛びそうだが、今は入る気力もない。