愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

「といっても…これ以上ここにいることは校則違反になるしね…。」


拓馬が言う。


「僕らは寮ですからいいですけど真琴先輩はまだ寮に入ってないので…。」


亜季斗が言うと拓馬が少し考えて言った。


「亜季夜、理事長から外出許可をもらってきてくれくれる?今日、明日合わせて三日間の。」


「拓馬さん、三日間って…。」


「わかるでしょ。今日と明日を入れて真琴ちゃんに僕らの知識を植え付けるの。」


ニコッと笑いいう拓馬。


「分かりました。」


亜季夜はそう言って生徒会室を出て行った。


「でもどうして理事長に?」


真琴が聞く。


「そりゃ、真琴ちゃんのことだから。校長に言っても固まって話にならないんだよ。」


首を鳴らして言う拓馬。


(なんか…豹変してない…?)

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