愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

「あ、ありがとうございます……。」


「こほんっ…亜季夜くん携帯を返してくれる?電話できなんだ。」


真琴はそう言って手を差し出す。


「あぁ、すいません。真琴先輩。」


亜季夜はそう言って携帯を差し出した。


真琴はそれを受け取り家に電話をかけた。


「あ、もしもし麗子さん?私、真琴だよ。うん…ちょっとお願いしたいことがあって……うん。え?もう学園の門にいるの?え……あ、うん…はぁい。うん…わかった…はい、じゃぁね。」


真琴はそう言い電話を切った。


「拓馬さん、もう門にいるそうです。」


「あ、本当?じゃぁ行こうか。」


拓馬はそう言って歩き始めた。


「ま、真琴様…」


門への道を歩いていると万桜が話しかけてきた。


「何?万桜ちゃん。」


「ほ、本当に私なんかが行っていいんですか…?」


「あたり前じゃない。万桜ちゃんはもう立派な私の友達なんだから!」


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