愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
(ふ、ふざけてるでしょ……1000枚!?嘘でしょ…?ラテン語とか知らないよ!!)
「お、鬼だ……」
亜季斗がそう言い崩れる。
「ラテン語なんて知らないよ僕……」
と言ってペンを持ちスラスラ書き始める黎音。
(どこが「知らないよ」だ!!)
「真琴様、どうか真琴様も…」
万桜が真琴にペンを渡し、言った。
「私…ラテン語なんてわからない…そんなの習ったことない……」
真琴は万桜からペンを受け取りながら言う。
その手は微かに震えていた。
「大丈夫です。真琴様!私はエリートクラスじゃないからラテン語なんて科目にないですけど…どうにかなります!!」
「万桜ちゃん…そうだね!!やろう!!」