愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

そう言ってダンボールに手を伸ばす。


〝ひらりっ……〝


「あれ?真琴様何か…」


万桜は落ちた紙を真琴に手渡す。


「あ、ありがとう。」


「え……」


「真琴様?」


「万桜ちゃん…この時間帯京雅さんはどこにいるかわかる?」


真琴は静かに聞いた。


「えっ…えーと…ちょうど10時ですので…この時間帯デュークの皆さんは中庭のテラスにいると思いますよ。それがどうか?」


万桜がそういった瞬間、真琴は席から立ち上がり駆け出した。


「ま、真琴様!?」


< 176 / 379 >

この作品をシェア

pagetop