愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「あの、私は城内 真琴って言うんですけど…。」
そう挨拶すると悲しい顔をして言った。
「princessか、麗桜と喧嘩してるっていう…。」
「け、喧嘩っていうか…」
「で、何?」
「あ、あの…その、友達…になってくれないかな?」
真琴がそう言うと華南椰は「はぁ?」という顔をした。
「あ、あの私ほら、最近来たし生徒会の仕事とかで忙しくて…友達…とかいないから…。」
「何言うかと思ったら…。知らない。私忙しいから。」
華南椰はそう言うと教室から出て行った。
「振られちゃった?」
拓馬が笑いながらいう。
「…はぃ…。」
「まぁ、あの一族昔から友達とか作らない主義だからね。」
「えっ…それ初めに言ってくださいよ!!だったら声を掛けなかったのにぃ…」
「何事も経験だよ真琴ちゃん!!」
拓馬はそう言って笑った。