愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

「あの、私は城内 真琴って言うんですけど…。」


そう挨拶すると悲しい顔をして言った。


「princessか、麗桜と喧嘩してるっていう…。」



「け、喧嘩っていうか…」


「で、何?」


「あ、あの…その、友達…になってくれないかな?」


真琴がそう言うと華南椰は「はぁ?」という顔をした。



「あ、あの私ほら、最近来たし生徒会の仕事とかで忙しくて…友達…とかいないから…。」



「何言うかと思ったら…。知らない。私忙しいから。」



華南椰はそう言うと教室から出て行った。


「振られちゃった?」


拓馬が笑いながらいう。


「…はぃ…。」


「まぁ、あの一族昔から友達とか作らない主義だからね。」


「えっ…それ初めに言ってくださいよ!!だったら声を掛けなかったのにぃ…」


「何事も経験だよ真琴ちゃん!!」


拓馬はそう言って笑った。


< 239 / 379 >

この作品をシェア

pagetop