愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「ねぇねぇ華南椰ちゃんって何か音楽聞く?」
私は先を歩いている華南椰ちゃんについてく。
「……。」
相変わらず無視。
だけど前より表情が柔くなった気がする。
「……〝突然不意に鳴り響くベル〝……」
華南椰ちゃんは静かに言う。
「え……?」
「…私の聴く曲でしょ?」
「…!う、うん!!」
私は嬉しくって華南椰ちゃんに抱きついた。
「ちょっ!!やめなさいよ!!」