愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
(うわっ…なんだし…このエプロン似合いすぎる男子!!)
「何食いたい?」
京雅が身を乗り出して聞いてきた。
「えっ……。」
(大丈夫かな……明らかに不器用そうなんだけど…)
私が思ったことを見透かしたように京雅は
「安心しろ。お前よりは料理できる。」
「な、なんでわかったの!?」
「考えることくらいわかるんだよ。…で、何が食いたい?」
「んー………おすすめは?」
「そう来るか…。基本なんでも作れるけど。」
(なんかムカつくぞ…。)
「じゃぁ……オムライス……。」
「わかった。」
京雅はそう言って笑った。