愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「あ、えっと。城内 真琴といいます!!えっとぉ……。」
「あ、俺は蓮王寺家長女の蓮王寺 月陽!よろしく真琴姉さん!」
琉那はそう言うと手を出して握手をしてきた。
「姉さん…?俺…?」
「だから変な奴って言っただろ…。」
京雅は呆れたように言う。
「人の前では礼儀正しくしろって言っただろ。」
〝ペシっ…〝
「って…。」
「真琴姉さまは兄様とお付き合いしていらっしゃるのですよね?」
双子の片割れ…おそらく月陽の妹だろう。
顔がよく似ている。
「え…う、うん///」
私が言うと妹が抱きついてきた。
「私嬉しいですわ。兄様が女性を大切にするなんて…」
「お前は俺をどんだけ酷い男と思ってるんだよ…。」
京雅は頭を手を置き、言う。
「あ、失礼しました。私は蓮王寺家次女の蓮王寺 月琉(つきる)と申します。月陽の双子の妹です。これからよろしくお願いしますね真琴姉さま。」
月琉はそう笑顔で言った。