愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「真琴姉さんは城内家の方だから…相模家の麗子さんの娘さん?」
月陽が言う。
「うん。そうだよ。」
真琴は笑顔で答えた。
「やはり将来は兄様のお嫁さんになられるのですか?」
月琉が言う。
「違うよ月琉、兄さんは麗桜さんと結婚するんだって!俺、母様と父様の話聞いたんだって。」
「だから俺はあいつと結婚しねぇって言ってるだろ。」
京雅は二人の言い合いに割り込んだ。
「「えぇぇ」」
二人は声を揃えて言った。
「なんでなんで!?あんなに綺麗な人なのにぃ~もったいなっ!!」
月陽はそう言い、
「でもでも綺麗な人でも心が綺麗じゃないと一緒にいられないってお祖母様が仰っていたわよ?」
月琉はそう言った。