愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
消えない記憶
この学園にきてから9ヶ月が過ぎた。
季節は秋になっていった。
少しづつ学園は変わっていった。
新しい生徒条例もでき、平和な学園になりつつあった。
そんなとき……事件はおきた。
ある日突然、万桜が学校に来なくなった。
「万桜ちゃん…どうしたんだろう…。」
拓馬はクッキーを食べながら心配そうに言った。
「風邪かなぁ…」
「黎音さん、この時期に風邪なんて引かないよ。」
亜季斗が言った。
「そうだな。…だが、心配だな…。」
「私、万桜ちゃんと仲良かった子に聞いてくる!」
真琴はそういい生徒会室から飛び出した。