愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「真琴先輩が来てからこいつ変わったんです…。家にいるメイドにも積極的に話して、母さんにもちゃんと挨拶して…。真琴先輩が来て全て変わったんです。」
「亜季夜くん…。」
「俺も変わったんですよ。亜季斗が変わったなら双子の俺も変わらなくちゃいけなっすよね。」
亜季夜はそういった。
「亜季夜、ちょっといいか?」
京雅はそう言って座る。
「なんですか?」
「亜季斗、倒れる前に万桜に関する情報を見つけたって言ったんだが……何か知ってるか?」
「…すいません。わかりません。役に立てず申し訳ありません。」
「いや、いいんだ。」
〝コンコンっ〝
「俺、出てきます。」
亜季夜はそう言うとドアを開けに行った。