愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

「亜季斗くん倒れる前…なにか見つけたって言ってたよね…?」


真琴が言うとその場の全員が「えっ」と声を上げた。


「あ、亜季斗そうなの!?」


「それなら早く言ってください!」


亜季斗は少しだるそうに「はぁー‥」とため息をついた。


「本当は京雅さんにしか言わないつもりだったけど…。僕にそんな余裕なかったし…。」


亜季斗はそう言って座り直した。


「比良田は今、嶺上花の家にいる。その分だと京雅さんもいるんでしょ?」


さすが、鋭い…。


真琴は頷く。


「京雅さんのことだからどうにかなると思うけど…。先輩助けに行こうって思ってるでしょ?」


「うっ…。」


図星。


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