愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
すると、麗子は笑った。
「なら、大丈夫よ。真琴なら大丈夫。仲間が付いてるんでしょ?」
「お義母さん…。」
「大丈夫。」
麗子は真琴を抱きしめた。
「おかっ‥お義母さんっ…。」
「泣き虫ね‥。ほら、笑いなさいな。」
「…うんっ…ふふっ。」
二人で笑っているとメイドが一人、部屋の外で言った。
「お嬢様、鳳 拓馬様たちがお越しです。」
「あ、はい!」
「ほら、行ってきなさい。」
麗子はそう言って真琴の背中を叩いた。