愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「………わかりました。」
そういった途端、麗桜は最高の笑顔で笑った。
「よろしいですわね?分かりましたわ。京雅とあの子は解放いたしますわ。あぁ…ご安心なさって。退学手続きと新しい学校の手続きはこちらでいたしますわ。それと、退学なさるということはわたくし達とは全く関係ないということですわ。今後一切、鳳家、咲々柄家その他の家の方とは関係ないですわ。よろしいですわね。」
「…はい。だから、京雅を…京雅と万桜ちゃんを返してください。」
「そんなお焦りにならないで。ちゃんと返しますわ。」
麗桜はそう言うとウエディングドレスを揺らす。