愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「真琴ちゃん!」
ソファに座っていたのは理蘭学園副会長の鳳 拓馬だった。
「た、拓馬さんっ!?」
「どうして!?」
驚きを隠せず目を見開く。
「いや……あのさ…。」
拓馬はどこか気恥ずかしそうに頭をかく。
「?拓馬さん?」
「やっぱり京雅が言うべきだと思う!!」
「知らねぇよ…。」
そう言って奥の部屋から出てきたのは、
「っ…きょ………が……?」
「真琴…。」
逢いたくて、会いたくて仕方のなかった私の大切な人。