愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~
「あたり前でしょ?あんたなんて娘って思ったことないわよ。私たちの子供は聖十だけよ。」
「…なら…ここにいてもいいじゃない……」
真琴が消えそうな声で言う。
「ダメよ。あなたにはうちにいてもらわなくちゃ!」
「国からの給付金でしょ…」
「なんだ。知ってるのね?なら話は早いじゃない。」
沙智はそう言い架けているネックレスをいじる。
「所詮私はお金で買われたんだね……」
「っ…!?真琴ちゃ……」
「……!」
真琴がそう言うと沙智が動きを止めた。