ぶらんこ
あたしはため息ひとつするとその子から目を背けた。

―ガキみたい。


横目でその子を見てみた。

どうすればいいかわからない表情でいた。

あたしは仕方なく話しかける。

「名前は。」

「えっ…」

突然話しかけられたので
目を開き驚いている。
その裏に嬉しさの表情も
隠れていたような
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