あたし、ぶりっ子始めます




「はぁ〜っ、疲れた。」


てか、まだ転入して2ヶ月ちょっとなのに、
あたしのまわりは、なんでこんなに騒がしいの。


「着替えたら降りてこいよ。
夕食できてるからな。」


扉の向こうから、咲空兄の声がする。


「うん、わかった。」


あたしはパパッと部屋着に着替えて、下に降りた。



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