あたし、ぶりっ子始めます

*気持ちに素直に





あれから月日は流れ、夏休み。

結局、自分の気持ちを言うことはできなかった。
日々、気持ちは募っていく一方。


「おはよー。
今日、あっついねぇ。」


暇だったため、烏蘭の基地へきたあたし。


「おー、梨々華じゃん。」


「あ、嵐も来てたんだ。」


「ああ。」


「ねえ、真さん。
バイクでどっか連れてってー。」


「あ、淳志さん、俺も!」



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