あたし、ぶりっ子始めます




「お前がぶりっ子って。」


嵐はお腹を抱えて笑いだす。


「もう、そんなに笑うことないでしょ。
助けてあげたんだから、感謝してよね!」


「してるしてる。」


「はいはい。
とりあえず戻ろ。」


「ああ。」


そういいながらも、まだ笑っている嵐。


「いい加減にして。」


「はーい。」



< 25 / 243 >

この作品をシェア

pagetop