あたし、ぶりっ子始めます




学校についた。
あれきり会話はないまま。

まだ朝なのに、もう疲れた…。
どーしてくれるの…。


「室田さん。」


「はぁい。」


急に後ろから声をかけられる。
振り返ると、数人の女子が立っていた。


「付き合ってるの?結城くんと。」


そう聞いてくる、1人の女の子。



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