NEWMOON〜君と僕の逢瀬〜
「大悟。また神様たちに話しかけられてるの?」

「灯子さん、あの人たちが見えない方法ってあるのかな?」

「ないよ。みえるもんはみえる。それが運命。私達の『家』はそういう家系だもん。選ばれた人なんだから、もっと誇りを持ちなよ」

僕と同い年なのに、灯子さんはなぜか大人びて見えた。

灯子さん、あなたはこの状況が怖くないの?

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