キングとナイト
「ハァ?生徒会だか何だか知んないけどさ、威張らないでくれる?」
「そうよ。今回だって、理事長が決めたんだから生徒会だって、逆らえない筈よ」
……そんな事、どうだっていい。
それより、お前たちが何処かに行かないと、私が私で無くなってしまう。
「どっか行けって、言ってんだよ!」
私は、怒鳴る。だけど、それは逆効果だった。
「んなら、テメェがどっか行きゃあいいだろうが!!」
そう言って、一人の女が私の頬を殴った。
「私ら、空手部だから。痛い思いしたくなきゃ……」
女の言葉なんか聞いてない。私は、女たちを睨み付けて、
「最初に手ぇ出したの、お前らだからな」
と言って、女の腹を思い切り、蹴った。
「そうよ。今回だって、理事長が決めたんだから生徒会だって、逆らえない筈よ」
……そんな事、どうだっていい。
それより、お前たちが何処かに行かないと、私が私で無くなってしまう。
「どっか行けって、言ってんだよ!」
私は、怒鳴る。だけど、それは逆効果だった。
「んなら、テメェがどっか行きゃあいいだろうが!!」
そう言って、一人の女が私の頬を殴った。
「私ら、空手部だから。痛い思いしたくなきゃ……」
女の言葉なんか聞いてない。私は、女たちを睨み付けて、
「最初に手ぇ出したの、お前らだからな」
と言って、女の腹を思い切り、蹴った。