キングとナイト
「魅夜、男装しちゃえば?」

弥生がひらめいたように言った。

「コスプレだから、執事とかホストとか」

確かに、そのコスプレなら変な服を着るよりましだな。スーツとかだし……。

「……それなら、やる」

と、私は決めたのだった。





「アハハハハ!!!」

「……本気でか?」

「…………」

「頑張って下さい」

上から、連夜先輩、会長、鼎先輩、皆川先輩だ。

放課後、生徒会室で文化祭の事で話していた。

その時、コスプレ喫茶の事を話したらこんな事になったのだった。


会長とは、すっかり仲直りし、皆川先輩、鼎先輩とも仲直りをして今では、元どうりだ。
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