キングとナイト
「ソリャ、そうだけド……」
俺の問い掛けに吃るクリス。
「俺ナリのケジメだよ」
「ケジメ?」
クリスの答えに連夜が眉を寄せる。
「ウン。俺は、魅夜が好きだよ。だけど、それは魅夜を困らせる事にしかならないから」
「だからって、帰らなくたって……」
「そう言ってくれるノハ、嬉しいケド。もう、決めた事だからサ」
「……いつ、行くんだ?」
「文化祭の前日。あ、魅夜には内緒ネッ!決意揺らぎそうだから!!」
文化祭の前日って……。
「明後日じゃねぇか…」
「見送りトカはしなくていいよ。俺、まだ此処に居たくなっちゃうカラ」
俺の問い掛けに吃るクリス。
「俺ナリのケジメだよ」
「ケジメ?」
クリスの答えに連夜が眉を寄せる。
「ウン。俺は、魅夜が好きだよ。だけど、それは魅夜を困らせる事にしかならないから」
「だからって、帰らなくたって……」
「そう言ってくれるノハ、嬉しいケド。もう、決めた事だからサ」
「……いつ、行くんだ?」
「文化祭の前日。あ、魅夜には内緒ネッ!決意揺らぎそうだから!!」
文化祭の前日って……。
「明後日じゃねぇか…」
「見送りトカはしなくていいよ。俺、まだ此処に居たくなっちゃうカラ」