キングとナイト
クリスはそう言って、帰って行った。
言いようのない雰囲気が、生徒会室内に漂う。
それを破ったのは、魅夜だった。
「…会長、連夜先輩。私がクリスを好きになっていれば、クリスは帰らなくて済んだんですよね……?」
!!!
「魅夜!?」
「今の話、聞いて…!」
魅夜は机に突っ伏したまま、声を発していた。
肩が小刻みに震えている。泣いているのだろう。
「…私、クリスの事は好きです。でも、それは恋愛対象じゃなくて……」
「魅夜…」
そんな魅夜に連夜は近づいて、頭を撫でる。
「魅夜、お前が本当にクリスの事が友達として好きなら、送ってやれ」
言いようのない雰囲気が、生徒会室内に漂う。
それを破ったのは、魅夜だった。
「…会長、連夜先輩。私がクリスを好きになっていれば、クリスは帰らなくて済んだんですよね……?」
!!!
「魅夜!?」
「今の話、聞いて…!」
魅夜は机に突っ伏したまま、声を発していた。
肩が小刻みに震えている。泣いているのだろう。
「…私、クリスの事は好きです。でも、それは恋愛対象じゃなくて……」
「魅夜…」
そんな魅夜に連夜は近づいて、頭を撫でる。
「魅夜、お前が本当にクリスの事が友達として好きなら、送ってやれ」