キングとナイト
そろそろ10分が経つので、1年がくるはず…。

そう思って、窓の外を見た。

おー。いるいる。1年がいっぱいいる。
入学してから2週間程経ったが、未だに弥生ぐらいしか覚えてない……。


「いたぞ!! クイーンだ。アイツは同じ1年だから他の生徒会の奴らより、楽なはずだ!!」

あー、見つかっちった。入口、両方とも人いるし。

しょーがない…。

私はそう思って、窓を開けた。
以外と高い。まぁ、2階だからなぁ。

「まぁ、いっか」

私は小さく呟いて、窓から飛び降りた。
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