シークレット*ラブ
「あのさ…

そんなに横から見つめられたら、緊張して運転に差し支えるんやけど…」



「ん?…え?…

もう~
そんなに見つめてないよー!!

だって…
男の人の運転する姿結構好きなんやもん」


って…しどろもどろの私。


やっぱマジマジと
見てたかも?


「あははは。

舞ってなんか同い歳とは思えへんわ。
ほんまにお母さんちゃんとやってんのか?」


「あっ!失礼なぁ~。
これでもしっかりしてるって言われるのにー。
しかもママ友の間では姉御肌なんやけど!!」


ちょっとプクっと
膨れた顔でそんな風に答えた私。


実に慶吾の前では子供っぽくなる私だった。


よく言えば
これが飾らない本来の自分なのかな?


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