シークレット*ラブ
だって…

慶吾と過ごした半日の時間はとっても幸せな時間だった。


ものすごく癒やされて…
ものすごく穏やかな気持ちになれて…


慶吾の優しさと
慶吾の心の広さに

本当に気持ちが救われたから。



「みなみ~あのさ…」

慶吾が抱きしめてくれたこと

慶吾の胸で涙を流してしまったことも
全部みなみに話した。


「舞…慶吾の事ほんまに好きになってしもたんやね?」


優しい口調でそういうみなみ



「……」


その問いかけに一瞬言葉が出てこなかった。


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