シークレット*ラブ
「…んじゃな。
遅いから気ぃつけて。
家ついたらメール送って。」


「大丈夫やよ。
すぐそこやし…。」


「……心配やから、カラメールでええから」


「わかった。
んじゃ……ね」


外の冷たい風を受け止めながら、カツカツとヒールの音を響かせて足早に歩く。






ーーーそんな私を
見つめる視線がある事など知るはずもないままに


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