シークレット*ラブ
エピローグ
あれから…
三年の月日が流れた。


「パパ~」

瑠実と瑠香が優斗を見つけて駆け出していく。


優斗はまだ東京で単身赴任中…。


今日は久しぶりに自宅に帰ってくる日。

空港まで子供たちと一緒に迎えにきた。

「パパ、お帰り」


「…ただいま」


少し微笑んで言葉を交わした。


「ねぇ~パパ~
今日はママの誕生日やから…どっかご飯食べに行こう?」


瑠実の言葉に


「そやな?
ママの好きなもの食べに行かなあかんな?」


そんな風に
優斗を真ん中に挟みながら瑠実と瑠香も嬉しそうな表情。


< 340 / 344 >

この作品をシェア

pagetop