シークレット*ラブ
恋かぁ…


その言葉はすごく遠い懐かしい言葉だった。


結婚する前はいつも誰かを好きで、毎日それだけで胸をときめかせていた。


勿論、優斗を好きになって恋をしてる時は幸せを感じていた。

トキメキやドキドキもいっぱい感じていた。


この人とずっと一緒にいたい。

そう思って結婚したいはずなのに。


ドキドキやトキメキは結婚という生活の中で、色褪せていった。


だから
みなみのときめいた顔は羨ましく思えた。


多分私はこのまま
ずっとこのまま


誰かに恋焦がれるなんて感情をもつことなく人生が終わってしまうのかな?


そう考えるとなんだか虚しくなってしまった。


この胸のモヤモヤは何?


なんて…

結婚してるのに
こんな風に考えること事態がおかしいんだろうけど。


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