シークレット*ラブ
そろそろドリンクもカラになって底には氷がとけてほぼ水だけが残っている状態。


「そろそろ出よっか?」

私は伝票を手にとりみなみを促した。



「うん。舞~いつもありがとね。」



「何言ってんのよ?
話くらいならいつでも聞くよ?」

私はみなみの肩をポンと叩いてレジへと向かった。



会計を済ませて
外に出ると、モワッとしたけだるい暑さが肌に直撃してくる。


9月になってもこの真夏のような昼間の気温。

まだまだ残暑が厳しい状態にウンザリする。



太陽の焼けつくような眩しさに目を細めながらみなみは


「んじゃ~買い物して帰るからここで」



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