シークレット*ラブ
駐車場に止めてある車のキーをあける。

外の気温以上のまるで電子レンジの中にいるような車内の中に入りエアコンを強めた。


一気に気温が下がっていく車内でほんの少し溜め息をつく…

みなみの心配してくれている気持ちはよくわかっていた。


それでも私は…


実際…今の気持ち
自分でもよくわからないでいる。


少なからず結婚生活を長く続けている夫婦なら何らかの不満はあるはず?


私の今の状態も
そんな極々小さなものなのかもしれない…


それに…


私には選ぶ選択肢はない。



答えは一つ。




今の生活を

子供たちを守っていく。


それはきっと
これから先
どんなことがあっても変わらないのだから。


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