この空の下で
「美羽ちゃん、体育館移動しましょう。」

「うん。」

この子は町田 朱里。手足が不自由で私と同じ車椅子に乗っている。

私は、昔交通事故にあって半身不随になってしまった。近所の人はいつも変なものでも見るような目で見てくる。そんな毎日うんざりだ。

「何で、月1に交流会があるのよ。」

「そうですよね、学期に1回でいいですよね。」
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