この空の下で
「信用できないんだよね。」

そう言うと、一瞬だけほんの一瞬だけ朱里が悲しげに顔を歪めた。

「朱里、どうしたの?」

「何も「見つけた。美羽借りてくな♪」」

「どうぞ♪」

笑顔で返事を返す朱里。ちょっと待て、私には拒否権というものがあるんだぞ!拒否する前に車椅子を押され廊下に出た。
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