アイスクリームの美味しい食し方
「不法侵入なんて
何回もしたし、
宗次郎さんの私物…もらったり。
あ!でも生活に困らないものよ?
割り箸とか使用済ティッシュとか!
歯ブラシやコップは、ちゃんと同じメーカーの新品と交換したし!
携帯に1分置きに電話したのは駄目だったかな。
夜中は出てくれなくて。
盗聴はしたけど、
携帯の中は見てないよ?」
お姉さんは、
懺悔するように話してる。
私は白目を剥くばかりだ。
「だ、だって!
プライバシー侵害だもんね!」
お姉さんは、らんらんと言った。
やばい。
これはみんなああなる。
「だけど、今回は、
侵入未遂だし、
一度も電話してないし…
一度も視界には入ってないし…
ん。」
お姉さんは、ひとしきり話して
立ち上がった。
「お姉さん?」
私は思わず引き止めた。
「もう、諦めなきゃ…なんだ。
私、明日、パリに行くや。」
そう言って笑った。
「…。
お姉さん、その前に…」
私は、あるチケットをお姉さんに渡した。
何回もしたし、
宗次郎さんの私物…もらったり。
あ!でも生活に困らないものよ?
割り箸とか使用済ティッシュとか!
歯ブラシやコップは、ちゃんと同じメーカーの新品と交換したし!
携帯に1分置きに電話したのは駄目だったかな。
夜中は出てくれなくて。
盗聴はしたけど、
携帯の中は見てないよ?」
お姉さんは、
懺悔するように話してる。
私は白目を剥くばかりだ。
「だ、だって!
プライバシー侵害だもんね!」
お姉さんは、らんらんと言った。
やばい。
これはみんなああなる。
「だけど、今回は、
侵入未遂だし、
一度も電話してないし…
一度も視界には入ってないし…
ん。」
お姉さんは、ひとしきり話して
立ち上がった。
「お姉さん?」
私は思わず引き止めた。
「もう、諦めなきゃ…なんだ。
私、明日、パリに行くや。」
そう言って笑った。
「…。
お姉さん、その前に…」
私は、あるチケットをお姉さんに渡した。