アイスクリームの美味しい食し方
告白タイム
「なんで、今まで言わなかったんですか?」
私は、我慢出来ず店長に聞いた。
私たちは、それぞれのクラスに休憩をもらい、
四人で静かな校舎裏のベンチに来ていた。
もうお姉さんが店長に抱きついて
泣き止まないし、
教室も大フィーバーだしで、
避難してきたのだ。
「だってキィちゃん、
家に来るのに、すぐ逃げるし、
電話に出たら、すぐ切るし。
私の電話には絶対出てくれないしね。
まぁ、いつも近くにいるし、
1分ごとに電話かけてきてくれるんだけどね。」
店長は、そう言って笑った。
「「…。」」
私たちは口を開けたまま固まった。
「やだ!宗次郎さんったら!」
恥ずかしそうに店長に抱きつくお姉さん。
「でも、今回は心配しましたよ。
鍵変えられちゃったから、
鍵渡したいのに会えないし。
電話もないし、
みんなが必死で止めるし。」
店長は、お姉さんの頭を撫で、
瞼にキスをした。
お、王子様か!
「あ、姉さん。それ、俺です。
防犯だとか言って鍵変えたのも、
姉さんの番号着拒にしたのも。
すみません。」
新は青い顔をして、
挙手をした。
「いいえ、新が謝ることはありません。
私に勇気がなかっただけです。
キィを自由にしてあげたかった。
私が足枷になるなら、
自分の気持ちを伝えない方がいいと
思っていたんです。」
店長はお姉さんの肩を抱きしめた。
私は、我慢出来ず店長に聞いた。
私たちは、それぞれのクラスに休憩をもらい、
四人で静かな校舎裏のベンチに来ていた。
もうお姉さんが店長に抱きついて
泣き止まないし、
教室も大フィーバーだしで、
避難してきたのだ。
「だってキィちゃん、
家に来るのに、すぐ逃げるし、
電話に出たら、すぐ切るし。
私の電話には絶対出てくれないしね。
まぁ、いつも近くにいるし、
1分ごとに電話かけてきてくれるんだけどね。」
店長は、そう言って笑った。
「「…。」」
私たちは口を開けたまま固まった。
「やだ!宗次郎さんったら!」
恥ずかしそうに店長に抱きつくお姉さん。
「でも、今回は心配しましたよ。
鍵変えられちゃったから、
鍵渡したいのに会えないし。
電話もないし、
みんなが必死で止めるし。」
店長は、お姉さんの頭を撫で、
瞼にキスをした。
お、王子様か!
「あ、姉さん。それ、俺です。
防犯だとか言って鍵変えたのも、
姉さんの番号着拒にしたのも。
すみません。」
新は青い顔をして、
挙手をした。
「いいえ、新が謝ることはありません。
私に勇気がなかっただけです。
キィを自由にしてあげたかった。
私が足枷になるなら、
自分の気持ちを伝えない方がいいと
思っていたんです。」
店長はお姉さんの肩を抱きしめた。