天国へのカイダン

お母さんに伝えよう

チュンチュン!


「小鳥の鳴き声〜という事は、朝か〜」

見たら、ポチの姿がなかった!


辺りを見回していると!

ポチは、川をじっと見つめていたままだ!


そういえば…ポチは、どこから来たんだろう


「川から流れてきたとか…アハハまさか」


私は、笑った!


私は、家出をして、電車に乗って、ここまで辿り着いた!


私は、試しにポチの名前を呼んだ!


「…………ポチ」

私は、緊張した!

すると

「ワン?」


今、ポチが私の方を見た!嘘!嬉しい


「ポチポチ」


私は、何度も呼んだ!
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