ますます監禁されますが、お仕事です

ーー

「さて、そろそろお風呂にしようか」

と、ナチュラルにお姫さま抱っこをしてくる彼だった。

「一緒に入るので?」

「当然」

らしく、歩く彼。
途中、足元がよろめいた。

足元がよろめく、前はスタスタと私を運んでいたのに、足元がよろめくだなんて。

「いちっ、にっ、さんっ、しいいいぃっ!」

「バランス崩れただけだから、本気の腹筋始めないで、一緒にお風呂入ろうか」


※監禁生活において、体重増加は必須です。


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