君に会えるまで
メールを送ってからずっと落ち着かなかった。
疲れてはいたけどいつメールが返ってくるかドキドキしながら部屋をウロウロしてた。
10分くらいたつとメールが来たのは幻だったんじゃないかと思い始めて何度もシンから来たメールを確認してみる。
シンって書いてある…よね
再度確認してからベッドに座る。
てか何でアタシこんなにドキドキしながら待ってんだろ…
確かにメルマガ読んでてこんな人が彼氏だったらいいのになーとは思ってたけど現実にいないことはわかってる。
第一メルマガの中のシンは関西弁じゃないし…シンって関西の人なんだ。
ホントに何も知らない。
名前だけで何も。
知りたい。
シンのこともっと知りたい。
ベッドに横たわるとアタシはそんなことを考えながら携帯を持ったまま眠ってしまった。