君に会えるまで

アタシはミーナを守るナイトだと言われたことがある。

アタシは男じゃねーよってツッコミを入れたかったが
ミーナに彼氏が出来るまではナイトも悪くないと思ってる。


サバサバした性格からか女子にはぶられてたアタシに声をかけてくれた優しいミーナ。

みんなから愛されるミーナの隣にいられるのゎ親友の特権だし。

アタシは急いで帰り支度をすませてミーナの頭を撫でて

『帰ろうか』と笑いかけた。

ミーナにシンのことを話そうか悩んでやめた。

ミーナにはシンの存在を知られたくなくて…

アタシはこの時点でもうシンに恋してたのかもしれない。
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