名は愛をあらわすっ!?


結局、マネージャーさんが心配のあまり何度も電話してきて、事情が分かると私の家まで迎えに来てくれる事になった。

飛鳥ちゃんは私の両親と共に朝食を取り、朝からシャワーを浴びて着替えを済ませた。


「飛鳥ちゃん。」


「何ですかぁ~。」


「何で着替え持ってるの?」


「何でって。」


「最初から泊まるつもりだったのね。」


「どうして分かったんですかぁ~。」


「分かるわよ!」


憎らしいけど憎めない。

誰もがその笑顔に負けてしまう。

天然な所が可愛くて、少しズルい。

一晩一緒にいての飛鳥ちゃんの印象。

さすがスーパーアイドル。


「持って生まれた才能なんだね。」


感心してしまう。

でも。



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