名は愛をあらわすっ!?
「じゃあ、女子2人だから、良一さんを真ん中で撮影しましょっか?」
それまでは男性ペアばかりだったので飛鳥ちゃんを真ん中に3ショット撮影をしていたのだが、良一と私にも気を使ってくれたのか、飛鳥ちゃんが提案してきた。
「ぼ、僕は…。」
「じゃあ、それでお願いします。」
良一の判断なんて待ってられない。
私が飛鳥ちゃんの提案に乗っかった。
ステージの上で、左から私、良一、飛鳥ちゃんと並ぶ。
「あ、あ。」
いきなり声が震える良一。
泣いたり、踊ったり、震えたり。
忙しいね、私の愛する人。
「どうしたのよ?」
反対側を見ると、飛鳥ちゃんが良一の腕を組んでいた。
「飛鳥ちゃんが腕を組んでくれている~。」
そろそろショック死するんじゃないのか?
大丈夫か?