みかんゼリー☆★
「とりあえず告れ。」
直樹がさらっといった。
はぁ~??!
「お前じゃねーんだからできねぇよ。」
俺はため息をついた。
「俺だったら、できるのか?
んなわけねーだろ!!!
俺は、小学校んときに、好きだった女の子に告らなかったんだ。
……告れなかった。
そう、うじうじしてる間に、
そいつはどっか遠くに行っちまったんだ。
後悔したよ。いまでもしてる。
だから、お前には、そんな思いしてほしくねぇーんだよ。
だから、
諦めんな。無理とかって自分で決めんな。
もし、ふられても、再挑戦すればいい。
こんなに近くにいるんだから出来るだろ?」