愛のカタチ
2回戦は、サッカー。男の子のみのPK合戦。
サッカー部出身の賢司には、ハンデを背負わせ、シュート数を競った。
ボールを操っている姿は、どこから見ても、現役と見間違う程だった。
俊敏な動き、軽やかなボール裁き。何をとっても、二人より抜きん出ていた。
目が離せなかった……賢司から。
野球部の照明とグラウンドの外灯のみが照らす中、一時も目を離すことはなかった。
ギュッと握り締めたストラップとともに――…。
結果は、大方の予想通り、賢司の勝ち。
その嬉しそうな顔に、私の顔も自然と綻ぶ。
遊びとはいえ、シュートを1本も外さないあたり、強靱な精神の持ち主といえる。また、賢司が輝いて見えた…。
サッカー部出身の賢司には、ハンデを背負わせ、シュート数を競った。
ボールを操っている姿は、どこから見ても、現役と見間違う程だった。
俊敏な動き、軽やかなボール裁き。何をとっても、二人より抜きん出ていた。
目が離せなかった……賢司から。
野球部の照明とグラウンドの外灯のみが照らす中、一時も目を離すことはなかった。
ギュッと握り締めたストラップとともに――…。
結果は、大方の予想通り、賢司の勝ち。
その嬉しそうな顔に、私の顔も自然と綻ぶ。
遊びとはいえ、シュートを1本も外さないあたり、強靱な精神の持ち主といえる。また、賢司が輝いて見えた…。